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書誌情報

定価
2640円(税込)
ISBN
978-4-8342-5305-4
発行形態
書籍
判型
四六判
ページ数
312ページ

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浅田次郎氏推薦文

いったい何が起きたのか。苦難の果てにチェルノブイリ原発を抱えて独立したウクライナ。大国幻想とスターリニズムから脱却できないロシア。本書は両国を知るためのテキストであり、対立の原点「マイダン革命」のドキュメントである。

著者情報

アンドレイ・クルコフ

ウクライナはキーウ在住のロシア語作家。1961年ソ連のレニングラード州ブードゴシチに生まれ、3歳のときに家族でキーウに移る。キーウ国立外国語教育大学卒業。オデーサでの兵役、新聞や出版社の編集者を務めるかたわら小説やシナリオを執筆。96年に発表した『ペンギンの憂鬱』が国際的なベストセラーとなり、その名を一躍有名にした(沼野恭子訳、新潮クレストブックス)。著作は30以上の言語に翻訳されている。日本では『大統領の最後の恋』(前田和泉訳、新潮クレストブックス)『ウクライナ日記』(吉岡ゆき訳、ホーム社)も紹介されている。2014年フランスのレジオンドヌール勲章を受章。18年から22年までウクライナ・ペン会長。

著者情報

吉岡ゆき

1959年埼玉県生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。日ソ貿易専門の商社勤務ののち、1985年よりフリーランスのロシア語通訳として放送や会議などで活躍。訳書にガリーナ・ドゥトゥキナ『ミステリー・モスクワガーリャの日記1992』(新潮社)、リュドミラ・ペトルシェフスカヤ『時は夜』(群像社)、ワレーリヤ・ナールビコワ『ざわめきのささやき』(群像社)、アレクサンドラ・マリーニナ『死刑執行人』(作品社)、イリーナ・ジェーネシキナ『恋をしたら、ぜんぶ欲しい!』(草思社)など多数。著書に『気持ちが伝わる! ロシア語リアルフレーズBOOK』(セルゲイ・チローノフ氏との共著、研究社)がある。

著者情報