目次

  • 第一日 白浪のあとはなけれど
  • 第二日 噂
  • 第三日 王を壊す者
  • 第四日 村
  • 第五日 影の将軍
  • 第六日 ブラック・マリリン
  • 第七日 曾我が語る
  • 第八日 喪失
  • 第九日 絶望
  • エピローグ
  • 解説 池上冬樹

試し読み

『ジャパンタウン』冒頭3万字公開!

バリー・ランセット『ジャパンタウン』は〈私立探偵ジム・ブローディ〉シリーズの第一作で、2013年にアメリカで刊行されると、バリー賞最優秀新人賞の受賞、「サスペンスマガジン」誌の最優秀デビュー作品の一つに選出など、絶賛の声が相次ぎました。J・J・エイブラムズによるテレビドラマ化の話も進んでいる注目作です。日本語版の刊行を記念し、本文冒頭3万字を試し読み公開します。

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書誌情報

定価
3520円(税込)
ISBN
978-4-8342-5334-4
発行形態
書籍、電子書籍
判型
四六判
ページ数
560ページ

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著者情報

バリー・ランセット

アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ生まれ。4歳の時、カリフォルニア州ロサンゼルスへ。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で2年間心理学を学んだ後、UCB(カリフォルニア大学バークレー校)に転校し英文学の学位を取得。アメリカでさまざまな仕事をした後、講談社インターナショナルに入社。25年間にわたって、美術、工芸、歴史、料理、社会学、小説、詩、東洋哲学など、多くのテーマに関する本を編集。帰国後、東京で生まれ育った私立探偵ジム・ブローディを主人公とするミステリ・シリーズを執筆。第1作の『ジャパンタウン』(2013)は、バリー賞優秀新人賞などを受賞したほか、「サスペンスマガジン」誌の最優秀デビュー作品の一つに選ばれた。続く2作目『トーキョー・キル』(2014)は、アメリカ私立探偵作家クラブのシェイマス賞の最優秀長篇賞にノミネートされ、「フォーブス」誌のアジア諸国首脳の必読書として選ばれる。同シリーズは、第3作『Pacific Burn』(2016)、第4作『The Spy Across the Table』(2017)のほか、短篇「Three-Star Sushi」(2018)がある。

著者情報

白石 朗

1959年生まれ。英米小説翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。主な訳書に、バリー・ランセット『ジャパンタウン』、スティーヴン・キング『ドクター・スリープ』『アウトサイダー』、ジョー・ヒル『ファイアマン』、ジョン・グリシャム『法律事務所』、ネルソン・デミル『王者のゲーム』、パトリシア・ハイスミス『見知らぬ乗客』、ジェイムズ・ヒルトン『チップス先生、さようなら』、イアン・フレミング『007/カジノ・ロワイヤル』、ジーン・アウル『エイラ地上の旅人5 マンモス・ハンター』『エイラ地上の旅人6 故郷の岩屋』など多数。

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